こんにちは、「転職案内人」です。現役の薬剤師として働きながら、5店舗を管轄する係長をしています。薬剤師歴は12年、自分自身も2年前に転職活動を経験しました(最終的には現職に踏みとどまっています)。

辞めることは決めた。次の職場も見えてきた。それでも最後まで悩むのが、「上司に、理由を何と言えばいいのか」ではないでしょうか。本当の理由は人間関係かもしれないし、給料や忙しさかもしれない。それをそのまま言っていいのか、別の理由を用意したほうがいいのか——。

私は係長として、スタッフから退職の申し出を受け、退職を承認する立場にいます。つまり、あなたがこれから理由を伝えようとしている「相手側」です。この記事では、受け取る側から見てどんな理由だと話が段取りに進みやすく、どんな理由だとこじれやすいのかという仕組みを整理し、そのうえで理由別の例文をまとめます。先に結論を書いておきます。

なお、「いつ・誰に切り出すか」「引き止めへの対応」「引き継ぎの進め方」は、薬剤師の退職交渉・引き継ぎ完全ガイドにまとめています。この記事は「何と言うか」に絞ります。また、転職先の面接で聞かれる退職理由は、相手が面接官なので答えの組み立てが少し変わります。そちらは薬剤師の転職面接でよく聞かれる質問と答え方をどうぞ。

退職に「理由」は必要?——法律と就業規則の基本

最初に、制度の話を少しだけしておきます。期間の定めのない雇用(いわゆる正社員の多く)について、民法627条1項は、当事者は「いつでも解約の申入れをすることができる」とし、雇用は申入れの日から2週間を経過すると終了すると定めています。条文の上では、退職の申入れに理由は求められていません。

ただし、多くの会社は就業規則で「退職は◯か月前までに申し出る」といった手続を決めています。厚生労働省も、就業規則などで退職手続がどうなっているかを確認し、ルールを守った手続をとることがトラブル防止のために重要だとしています。契約期間の定めがある場合は、期間の途中で辞めるには原則として「やむを得ない事由」が必要とされる(民法628条)など扱いが違うので、契約社員やパートの方は契約書もあわせて確認してください。

「退職願」と「退職届」の違い

出す書面にも2つの考え方があります。厚生労働省の解説では、退職の申し込みは「退職願」の形で行われることが多く、これは会社の承諾で退職が成立する「合意退職の申し込み」にあたり、会社が承諾するまでは撤回できるとされています。一方、決まった日に確実に辞めたい場合は、合意退職の申し込みと解釈されない表現で退職の意思をはっきり書いた「退職届」を出すのが無難、とされています。会社が承認したあとや、退職届で意思を示したあとに撤回したい場合は、会社の同意が必要になります。

会社によっては決まった書式があるので、就業規則や上司に確認しておきましょう。いずれにしても、理由をどれだけ上手に話せるかで、辞められるかどうかが決まるわけではありません。それでも現場では、ほぼ必ず理由を聞かれます。次の章では、聞いた側がその理由をどう受け止め、何を考えるのかを見ていきます。

受け取る側から見た「話が進みやすい理由」「こじれやすい理由」

退職の申し出を受けた上司は、理由を聞いたあと、立場上次の3つを考える必要が出てきます。

  1. この理由は、職場の側で何とかできるものか(引き止める余地があるか)
  2. いつまでに、誰で穴を埋めるか(シフト、後任、引き継ぎ)
  3. 本部や周りのスタッフに、どう説明するか

理由の中身によって、1で話が止まるか、すぐ2に進めるかが変わります。これが「話が進みやすい」「こじれやすい」の正体です。理由のタイプごとに整理すると、次のようになります。

理由のタイプ受け取る側が次に考えること話の進み方
職場の外にある事情
家族の介護・育児、配偶者の転勤、引っ越し、通勤、体調
職場では変えられないので、段取りの話に移る進みやすい
今の職場にない経験
在宅に本格的に関わりたい、病院の病棟業務、企業
社内の異動や担当替えで用意できるかを、まず考える会社の体制しだい
今の職場への不満
人間関係、給与、忙しさ・人手不足
「直せば残ってもらえるか」を考える引き止めや条件の話になりやすい
ぼんやりした理由
「いろいろ考えて」「少し疲れて」
本当の理由を確かめようとする質問が続きやすい

理由のタイプと話の進み方の関係を、一般的な傾向として整理したものです。会社の方針や人員の状況によって変わります。

職場の外にある理由は、段取りの話に移りやすい

家族の事情や引っ越しのように、職場の手では変えられない理由には、引き止める材料がありません。上司としては「それなら、いつまでいられるか」「後任をどうするか」を考えるしかなく、話が早く段取りに移りやすいのはこのためです。

私自身、受け取る側として「それなら仕方ない」とすぐに切り替えられるのは、家族の事情や引っ越しです。たとえば子育て中で、今のシフトだと保育園のお迎えに間に合わない——こういう理由には、職場の側で返せる言葉がありません。話はすぐに「いつまでいられるか」「後任をどうするか」に移ります。

キャリアの理由は「なぜ社内ではなく外なのか」が分かれ目

「在宅をやりたい」という理由は、会社に在宅に力を入れている店舗があれば、「異動すれば叶えられるのでは」という話になります。反対に、「病院で病棟業務を経験したい」「企業で働きたい」のように、今の会社ではそもそも用意できないことなら、話は進みやすくなります。キャリアを理由にするなら、なぜ今の会社の中ではなく外なのかまで一言添えられると、話がぶれません。

職場への不満は「改善できる課題」に聞こえやすい

職場への不満は、上司の立場からすると手を打てる課題に聞こえやすい理由です。人間関係なら「店舗を変えようか」、給与なら「次の査定で考える」「手当をつけられないか本部に相談する」、忙しさなら「応援を増やす」「人を採る」。上司が悪意でそう言うわけではなく、それが上司として打てる手だからです。

すると話題が「いつ辞めるか」から「どうすれば残るか」に移り、面談が何度も続く、ということが起こりやすくなります。辞めると決めている側にとっては、ここがいちばん消耗するところです。

受け取る側の実感としても、人間関係や待遇が理由だと聞くと、まず「こちらでもう少し手を打てたのではないか」と考えます。店舗の組み合わせを変える、待遇を見直せないか相談する——そういう余地があったように思える案件ほど、すぐには段取りの話に移れません。

こじれやすい言い方

反対に話が進みやすいのは、「もう決めたこと」として、変えようのない理由を短く伝える形です。ただし、決めたことは曲げなくて構いませんが、上司の話にはひととおり耳を傾けてください。その姿勢があるかどうかで、残りの勤務期間の空気は大きく変わります。

本音と、伝える理由の分け方——嘘はつかない、でも全部は言わない

人間関係に疲れていて、給与にも不満があって、在宅にも挑戦したい。辞める理由は、たいていいくつかが重なっています。

そこでおすすめしたいのが、本当の理由の中から、「職場の外」や「次の職場」に向いている部分を選んで伝えるという考え方です。嘘をつくのではなく、事実の一部を選ぶ。言っていないことはあっても、言ったことはすべて本当、という状態です。

嘘の理由をすすめない理由

話を早く終わらせたくて、「親の介護で」など事実と違う理由を言いたくなることもあるかもしれません。ただ、おすすめはしません。

本音から「伝える理由」を作る3ステップ

  1. 本音を全部書き出す(誰にも見せないメモで構いません)
  2. それぞれを「今の職場で直せること」と「職場の外・次の職場にあること」に分ける
  3. 後者を中心に、「次の職場で何をしたいか」の形で言い直す。前者は、聞かれたら短く触れる程度にとどめる

たとえば「人手が足りず、在宅に同行する余裕がない」という不満は、裏返せば「在宅にしっかり関わりたい」という希望です。後者として伝えれば、事実のまま前向きに言えます。

ただし、その希望が本当にあるときだけにしてください。前向きに言い換えるために、ない希望をこしらえると、それはもう嘘です。前向きに言える部分が見つからないときは、無理に作らず、あとで紹介する「詳しくは控えさせてください」という言い方で構いません。

不満は、辞めるときに伝えるべきか

辞めると決めた立場だからこそ、職場の問題を伝えておきたいと考える人もいると思います。ただ、受け取る側の本音を書いておくと、辞めることが決まっていても、何を言ってもいいわけではないと感じます。去り際に不満を並べられると、正直なところ、いい気持ちはしません。文句を言って辞めていった人のことは、あまりいい印象では残らないものです。

それでも伝えたいことがあるなら、退職の申し出とは分けて、退職日が決まって話が落ち着いてから、「最後なので、気づいたことをお伝えしてもいいですか」と一言断ってからにしてください。そのときは不満や感情ではなく、人員配置、休憩の取れ方、処方箋の枚数に対する薬剤師の数といった事実を、改善の提案として短く話す。人の悪口や待遇への恨み言にしないことが、最低限のラインです。

言うか言わないか迷ったら、言わないほうを選んでも損はありません。

なお、ハラスメントや法令に関わる問題は、「退職理由の言い方」とは別の話です。社内の相談窓口のほか、都道府県労働局の総合労働相談コーナーのような外部の相談先も含めて考えてください。

理由別の例文

ここからは、上司に理由を聞かれたときの言い方の例です。どれも「もう決めたこと」として伝えるのが前提です。面談をお願いするときの最初の一言は、退職交渉・引き継ぎ完全ガイドに例文があります。自分の状況に合わせて、言葉は変えて使ってください。

① キャリアアップ(在宅・病院など)

在宅に関わりたい場合

「在宅医療に本格的に関わりたいと考えるようになりました。在宅に力を入れている薬局で一から経験を積みたいと思い、◯月末で退職させていただきたいと考えています。」

社内に在宅の多い店舗があれば、「異動ではだめなの?」と聞かれることがあります。本当に社外を選んだ理由があるなら、それを添えます。

「異動では?」と聞かれたら

「社内での異動も考えましたが、在宅を中心に回している薬局で、やり方ごと学びたいと思って決めました。」

病院に移る場合

「病棟業務やチーム医療を経験したくて、病院への転職を決めました。薬局では経験できない分野なので、今のうちに挑戦したいと思っています。」

② 家庭の事情(育児・介護・配偶者の転勤)

例文

「家庭の事情で、今のシフトを続けるのが難しくなりました。子どもの預け先の関係で、平日の決まった時間に上がれる職場に移ることにしました。」

「夫(妻)の転勤で、◯月に◯◯へ引っ越すことになりました。それに合わせて、◯月末で退職させていただきたいと考えています。」

家庭の事情でも、「時短にしようか」「土曜を外そうか」と提案されることはあります。今の会社の制度で本当に解決するなら、それを受けるのも一つの選択肢です。もう決めているなら、配慮へのお礼と一緒に返します。

配慮を提案されたら

「ご配慮いただいてありがとうございます。いろいろ考えたうえで、働き方ごと変えることに決めました。」

③ 通勤・引っ越し

例文

「◯◯に引っ越すことになり、通勤に片道1時間半ほどかかるようになります。長く続けるのは難しいと考え、家の近くで働くことにしました。」

同じ会社の店舗が近くにあれば、異動を打診されることもあります。その店舗で働いてもいいと思えるなら、辞める前に一度考えてみる価値はあります。

④ 体調

例文

「体調を崩しがちな状態が続いていて、今の働き方を続けるのは難しいと判断しました。負担の少ない働き方に変えることにしました。」

病名や診断の内容まで話す必要はありません。ただ、まだ辞めるか迷っているなら、休職などの選択肢もあります。薬剤師を辞めたいと思ったらで整理しています。心身がすでに限界で、上司と話すこと自体が難しい場合は、退職代行という手段もあります。

⑤ 本音が人間関係のとき

例文

「今の職場で、自分の考える働き方と合わないと感じることが続いていて、環境を変えることにしました。特定の誰かの話をしたいわけではないので、詳しくは控えさせてください。」

ポイントは名前を出さないことです。「誰と合わないの?」と聞かれても、「個人の話にはしたくないので」と返せば十分です。合わない相手が上司本人の場合も、同じ言い方で構いません。上司との関係がつらい場合の考え方は、こんな上司の元からは逃げていいにも書いています。

⑥ 本音が給与のとき

例文

「この先の家計のことも考えて、収入面も含めて条件を見直し、次の職場を決めました。条件の交渉をしたいというお話ではなく、もう決めたことなので、ご理解いただけるとありがたいです。」

給与は、いちばん「条件を上げれば残るのでは」と受け取られやすい理由です。だからこそ、交渉の話ではないことを同じタイミングで伝えます。逆に、条件しだいでは残りたい気持ちが本当にあるなら、それは退職の申し出ではなく、条件の相談として別に話したほうが筋が通ります。条件を上げての引き止め(カウンターオファー)を受けるかどうかの考え方は、退職交渉・引き継ぎ完全ガイドで書いています。

⑦ 本音が忙しさ・人手不足のとき

例文

「今の人員と処方箋の枚数の中で、患者さん一人ひとりに十分な時間をかけられないことが、ずっと気になっていました。服薬指導にもう少し時間をかけられる環境で働きたいと考えて、転職を決めました。」

忙しさは「応援を出す」「人を採る」と返されやすい理由です。人員は上司一人の判断で増やせないことも多いので、上司を責める言い方にはせず、「もう次を決めた」ことを添えて伝えます。

⑧ 転職先がもう決まっているとき

例文

「次の職場が決まっていて、◯月◯日から勤務することになっています。それに合わせて、◯月◯日付で退職させていただきたいと考えています。」

次の職場の入職日が決まっていることは、「もう動かない」ことがいちばん伝わる事実です。理由と一緒に、日付まで具体的に伝えましょう。

⑨ 理由をあまり話したくないとき

例文

「一身上の都合です。自分の中でよく考えて決めたことなので、詳しくは控えさせてください。」

これでも問題はありません。ただ、上の表のとおり、理由がぼんやりしていると質問は続きやすくなります。一つだけでも言える事実を添えられるなら、そのほうが話は早く進みます。

聞かれやすい質問と答え方

「転職先はどこ?」

言うかどうかは、自分で決めて構いません。業界が狭いぶん、入社前に社名が社内に広まると気まずいこともあります。答えにくいときは、業種まで伝えて、社名は時期を示して保留するのが角が立ちにくい方法です。

例文

「同じ調剤薬局の業界です。社名は、入社して落ち着いてからご報告させてください。」

同じ地域の薬局に移る場合は、いずれ分かることも多いものです。隠し通そうとするより、「入社後に」と時期を示しておくほうが後々ぎくしゃくしません。念のため、就業規則に同業への転職についての定めがないかも一度目を通しておくと安心です。

「何が不満だったの?」

送り出す側には、同じ理由で次の人が辞めないように知っておきたい、という事情もあります。答えるなら、事実で話す(人員、休憩、シフトなど)、人の名前を出さない、の2点を守ると角が立ちにくくなります。

一つだけ挙げる場合

「不満というより、自分のやりたい働き方との違いです。あえて一つ挙げるなら、今の人員だと休憩が取りにくい日が多かったことです。」

不満の話はしたくない場合

「ここで学んだことも多かったので、不満というより、次にやりたいことのための決断です。」

「条件を変えたら残ってくれる?」「異動ならどう?」

考える余地がないなら、感謝と決定を一緒に返します。

例文

「いろいろ考えていただいて、ありがとうございます。申し訳ないのですが、もう決めたことなので、気持ちは変わりません。引き継ぎはしっかりやります。」

引き止めが何度も続く場合の対応は、退職交渉・引き継ぎ完全ガイドに詳しく書いています。

「ほかのスタッフや患者さんには、何て説明する?」

上司は、周りへの伝え方も決めなければなりません。同僚への説明の仕方と時期を上司と合わせておくと、あとで話が食い違いません。かかりつけの患者さんがいる場合は、いつ、どう伝えるかも一緒に相談しておきましょう。

例文

「ほかのスタッフには、いつ、どなたから伝えるのがよいでしょうか。理由を聞かれたら『一身上の都合で』とだけ答えるつもりです。」

管理薬剤師が辞めるときの伝え方

管理薬剤師の退職では、理由の言い方以上に「後任をどうするか」が上司にとって大きな問題になります。薬局には、薬局を実地に管理する管理者(管理薬剤師)が必要です。管理者が代わったときは、医薬品医療機器等法にもとづき、会社(薬局開設者)が30日以内に都道府県などへ変更を届け出ることになっています(窓口は多くの場合、保健所です)。後任を社内から探すにしても採用するにしても、時間がかかります。

そのため管理薬剤師の場合は、理由に加えて「後任が決まるまでの協力」を最初から言葉にしておくと、話が段取りに進みやすくなります。

例文

「◯月末で退職させていただきたいと考えています。管理薬剤師の交代が必要になるので、後任の方が決まるまでの引き継ぎには、できる限り協力します。届出や加算の関係で必要な資料も、早めにまとめておきます。」

申し出の時期の目安や、麻薬管理者・施設基準まで含めた引き継ぎの中身は、退職交渉・引き継ぎ完全ガイドの管理薬剤師の章にまとめています。

まとめ

退職理由は、上司を説得するための材料ではありません。上手に言えなかったからといって、辞められなくなるわけでもありません。

円満に辞めることは大切です。ただ、円満にしようとするあまり、何度も引き止めに応じて辞める時期を逃してしまっては本末転倒です。決めたことは、決めたこととして。ただし上司の話には耳を傾けながら、短く、本当のことを、段取りと一緒に伝えてください。結果的に、それがいちばん角の立ちにくい伝え方です。


PR / アフィリエイト広告

ファルマスタッフの登録はこちらから

退職を伝える前に次の職場と入職日が決まっていると、上司にも「◯月◯日から次の職場です」と具体的に伝えられます。日本調剤グループ運営のファルマスタッフは、内定後の入社日の調整の代行にも対応しているエージェントです。コンサルタントが紹介先の職場にできる限り足を運んでいるため、在職中に求人を探す段階で、職場の雰囲気や忙しさのような求人票だけでは分からない情報を聞けるのも特徴です。登録・利用は無料です。

▶ 公式サイトで詳細を見る

次の一歩のために(あわせて読みたい)

次の職場を、複数社で比較してから決めませんか?

次の職場と入職日が決まっていると、退職の話も段取りで進めやすくなります。在籍しながらの情報収集にリスクはありません。登録・相談はすべて無料です。

薬剤師転職サービスを見る →

※本記事は、民法(第627条・第628条)、厚生労働省「確かめよう労働条件」の退職に関する解説、都道府県の薬局の変更届に関する案内などの公表情報と、運営者の管理職としての立場から見た一般的な整理をもとにまとめたものです。例文は説明のための例です。退職の手続や申し出の時期は、勤務先の就業規則や雇用契約によって異なります。法制度の取り扱いは、最新の公式情報をご確認ください。